血圧を薬なしで下げる!

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無農薬のお茶を飲んだ方がいいのか?

無農薬のお茶を飲んだ方がいいのだろうか。

健康に気を遣う人の中には、無農薬のお茶を飲む、という人がいる。当然、残留農薬の悪影響を心配して…ということだろうが、実際のところどうなのだろうか?私は毎日、水代わりにお茶をガブガブ飲んでいるので、気になるところだ。今回は、お茶と農薬の関係について書いてみたい。

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 目次

 お茶を飲むメリット

お茶を飲むことにはメリットがある。

お茶の渋味成分であるカテキンだけでも、以下の効能があるとされる。

血中コレステロールの低下
体脂肪低下作用
がん予防
抗酸化作用
虫歯予防、抗菌作用
抗インフルエンザ作用
血圧上昇抑制作用
血糖上昇抑制作用
口臭予防(脱臭作用)
出典:お茶百科

お茶を飲めば、高血圧のリスク軽減につながる、という話もある。

※高血圧の人には朗報だ。

緑茶またはウーロン茶の定期的な消費が(少なくとも1年間にわたって)、高血圧のリスク軽減につながるという結果も示されています。その軽減率は、1日に2.5杯飲む人で46パーセント、それ以上飲む人で65パーセントだったそうです。
出典:死亡リスク低下! お茶の健康効果を最大限に享受するための飲み方

緑茶を飲めば、あらゆる死因による死亡リスクがある程度下がるそうだ。

※こうみれば、お茶を飲んだ方がよさそうだ。

 農薬を散布する回数は?

お茶に農薬を散布する回数は、どれぐらいなのだろうか?

収穫期を避けて、年間4~5回程度必要最小限の防除が必要になります。
出典:静岡県茶業会議所

昔は、今よりも安全性に対する意識が低かったせいなのか、農薬を散布する回数がかなり多かったようだ。※今では、昔に比べると農薬を散布する回数が減っているそうだ。

今は回数が少なくなってきたようですが、それでもお茶作りには7,8回、多ければ昔のように15回は農薬を散布するんです。
出典:吉村茶園

引用元は、どちらも関係者だが、回数に多少差がある。4~8回程度と見ておけばいいのだろうか。※ワーストで、15回というケースがあるかもしれない、ということだ。

 何種類ぐらいの農薬を使っているのか?

お茶に何種類ぐらいの農薬を使っているのか?だが、

それぞれのお茶屋さんによって違うと思いますが、知り合いのお茶屋さんに聞いたみた所、そこでは、35種類ほどの害虫予防と病気予防の薬を使っているみたいです。
出典:吉村茶園

35種類程度だそうだ。

他の作物と比べてどうか…ということになりそうだが、35種類ということが事実であれば、直感的には「多いな」という印象を持つ。ただし、直感はあてにならない(笑)。

数値を比較する必要があるだろう。

 農薬を洗い落とす工程はない

ついた農薬を洗い落とせばいいのでは?と思うかもしれないが…

お茶というのはご存知の通り、葉を収穫して乾燥、選別させ、そのまま家庭に出回っているのです。農薬を洗い落とすという工程はどこにもありません。
出典:吉村茶園

そのような工程はない。

雨では流れ落ちないようなモノだそうなので、水洗い程度では落ちないのかもしれない。水洗いで落ちなければ、お茶を出したとき、お茶に混ざる量が少なくなる、ということがあるかもしれない(葉に残るため)。お茶に溶け出す農薬は、20%以下という見方もあるようだ。

 安全性の担保は?

お茶の安全性の担保は、どのようにされているのだろうか?

国内で生産される農産物は、まず国の法律である食品衛生法に基づく残留基準(農作物中の農薬残留量の許容基準)と農薬取締法に基づく農薬登録保留基準(登録の可否を農薬残留量から決定する基準)が設定され、この両者によって安全性の確保がなされています。
出典:静岡県茶業会議所

国内で生産される作物については、1)食品衛生法に基づく残留基準、2)農薬取締法に基づく農薬登録保留基準、により、安全性が担保されているようだ。

農薬に関する法律には、
食品衛生法
農薬取締法
水質汚濁防止法
・土壌汚染防止法  などがあります。
農薬を作る側も使う側も、これらの法律をすべてクリアーしなければ、農薬を使うことはできません。したがってお茶に使われる農薬は、安全基準を十分満たした農薬だけが、適正に使用されています。
出典:舞妓の茶本舗

食品衛生法農薬取締法に加え、3)水質汚濁防止法、4) 土壌汚染防止法、による縛りもあるそうだ。これらがキチンと運用されていれば、現段階では、「お茶の安全性には問題がない」としてもいいのだろう。※ただし、運用が問題になる。

県では年間を通して150検体の仕上茶を農薬分析の対象として無作為に抽出し、殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤それぞれ、基準値以下になっているか調査しています。この検査においてこれまでに基準値をオーバーした例はありません。
出典:静岡県茶業会議所

静岡県では、積極的に調査しているそうだ。※基準値を超えた例なし。

 基準値は妥当なのか?

そもそも、基準値は妥当なのか?という問題がある。

では基準値とはどれくらいなのでしょうか、農薬ごとにその値は変わりますが、代表的な殺菌剤ダコニール(TPN水和剤)では1ppmです。ppmは100万分の1の濃度という意味です。
出典:静岡県茶業会議所

代表的な殺菌剤である、ダコニールの基準値は、1ppm だそうだ。

1ppm をたとえると、

東京から下りの東海道・山陽新幹線に乗って西に出かけ、新幹線停車駅でいうと、山口県小郡駅がほぼ1000km先となります。1000kmは100万mですから、1ppmは、東京駅を出発して1mのところを表します。
出典:静岡県茶業会議所

極めて微少な値であることがわかる。

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ただ、以下のサイトを見ると、

残留農薬等基準

最大で 80ppm というものがある。

80ppm であれば、80m ということになりそうだ。

80m/日で、(上のたとえにおける)ゴール地点まで何日かかるのか、と計算してみると、100万m/80m=12,500日=34.25年ということになる。この値をどう評価すればいいのか?については、わからない。※また、複数の農薬の積算で考える必要がある。

 まとめ

今回は、お茶と農薬について書いてみた。

この問題を考えるときは、リスクとリターンの両方について考えなければいけないだろう。

リターンがリスクを上回れば、多少リスクがあっても問題ない、という考え方が妥当だと思う。※リスクばかり気にして、リターンを享受できない…というのは残念な話だ。

お茶の農薬が気になる人は、リスクを下げる意味で、無農薬のお茶を買えばいいのではないだろうか?無農薬のお茶を買う人が多くなれば、無農薬でお茶を作ろうとする生産者も増えるだろう。※無農薬のお茶を買うときでも、購入先は分散した方がいいと思う(さらなるリスクの低減になる)。

また、無農薬のお茶を買わなくても、一番茶(新茶)を買ったり、最初の一杯は捨てる、というリスクの低減方法があるかもしれない。収穫時期の関係から、一番茶(新茶)の方が残留農薬が少ないという説がある。また、最初の一杯に農薬が多く溶け出る、とする説もある。私はまだ何もせず、普通のお茶を普通に飲んでいるだけだが、今後どうするかはわからない。

※お茶の飲み方を、考えた方がいいのだろうか?