血圧を薬なしで下げる!

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薬を飲まない方がいいの?薬を飲むデメリット

薬を飲むか飲まないか、これは大きな問題だ。

高血圧の人にとっては、降圧剤を飲むか飲まないか、ということになる。

これは、わたし自身の課題でもある。

最近は血圧が下がってきたこともあり、降圧剤を飲まない方に傾いてきているが、今後どうなるかはわからない。これからもつき合っていかなければいけない問題だと認識している。※血圧が下がったのは、「腹七分」を心がけた結果、内臓脂肪が減ったためだと思う。

わたしは、自分が「薬を飲みたくない」ということもあって、薬を飲まなくていい方の情報に注目し、それを取り上げがちだ(この傾向は、自分で認識している)。

このことを(ある人に言わせれば)反知性主義というらしいが、バイアスがかかっていることは確かだし、反知性主義であることも認める(笑)。※なので、割り引いて考えてほしい。

そのあたりのことは承知で、今回は薬を飲むことに対するデメリットを書いてみたい。

目次

降圧剤は高血圧症を治すわけではない

病気を治さない薬というものがある。※むしろ、病気を治さない薬の方が多い?

薬によって「カゼ」が治ったわけではありません。カゼ薬が免疫を抑制し、治る過程で必要となる、発熱や体のだるさなどが緩和しただけです。
出典:病気と症状と薬

風邪薬で風邪が治らないことは、多くの人が知っていると思う。

風邪薬というのは、風邪に伴う諸症状の緩和を目的としたものだ。※症状の緩和があるため、薬で治っている…と誤解するケースはあると思う。わたしも以前はそう思っていた。風邪は薬だけではなく、注射でも治る、とも思っていた。医師もこういうことは、説明してくれない。

降圧剤も同じこと

高血圧症における、降圧剤も同じだ。

降圧剤を飲んだからといって、高血圧症が治るわけではない

降圧剤により、血圧を一時的に下げているにすぎないからだ。時間の経過により、薬の効果が切れれば、血圧はもとにもどってしまう(高血圧にもどる)。なので、降圧剤を毎日飲み続けなければいけない…となる。

余談になるが、医師または薬剤師が、このことをキチンと患者に説明すべきだと思う。そうでないと、知識のない患者は誤解してしまう。※一義的には、医師が診察のとき、薬を処方する時点で説明すべきだろう。わたしもまさか、長期間飲み続ける必要がある、とは考えもしなかった。

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薬の本質とは?

クスリを反対から読むと「リスク」になる。薬にはリスクがある、ということだ。

「薬」という字は草かんむりに「楽」と書きます。昔の人が身体の具合が悪くなった時、草を食べて身体が楽になったのでこのような字になったのでしょう。決して「治」という字は使われていません。薬は病気症状を一時的に抑えることができても、病気そのものを根本的に治すことができないことが「薬」という漢字からも読み取れます。
出典:病気の迷信: 信じてはいけないのだ 「買ってはいけない」の著者が語る病気の真実 p.70

風邪薬もそうだが、降圧剤の場合は、この指摘がそのまま当てはまる。

それにしても、この「薬」という漢字は良くできている。治るのではなく、楽になる…ということだ。高血圧など、生活習慣病については、薬が病気を治す、ということはないのだろうと思う。

※もちろん、昔と違い今では病気を治す薬もある。

自然治癒に干渉する場合がある

病気には自然治癒するものと、治すために医療の力が必要なものがある。

自然治癒する身近な病気は風邪だ。

風邪の自然治癒のプロセスを簡単に書くと、こうだ。

1)鼻水や咳、くしゃみ ⇒ ウイルスを排出
2)発熱 ⇒ リンパ球とウイルスの戦い
3)熱が下がる ⇒ 回復へ

発熱というのは、体の要請で生じる現象だ。

ウイルスと戦うリンパ球が働きやすい環境を作るため、身体が熱を上げるのだ。もしこのステージで、「熱があるから」と解熱剤を使うと、リンパ球の働きが低下し、自然治癒を邪魔する、という結果になってしまう。薬が自然治癒に負の意味で干渉する、というケースが身近にあるのだ。

風邪では完治までに、余計な時間がかかる可能性が出てくる

8割前後が自分の力で治せる病気?

8割前後が自分の力で治せる病気である、という可能性がある。

一般的な病院で医師が日常診療している病気の70~90%が、自分の力で治せる病気なのです。
出典: それでも薬剤師は薬を飲まない p.21

ちょっと具合が悪いので、病院へ行こう、と思うことがある。

そんなときは、70~90%が、自分の力で治せる病気だそうだ。※7割と9割ではかなり違うが、間をとって「8割」と考えると、大体実感と一致するのではないだろうか。

酵素を無駄に使うことになる

酵素というものをご存じだろうか。

細胞内で作られ、生体内のほとんどの化学反応の触媒の働きをする、たんぱく質を主体とする高分子化合物。
出典:酵素 - デジタル大辞泉

酵素は、血液の循環、食べ物の消化~排泄まで、身体活動のすべてに関与しているそうだ。

酵素には、1)体内の酵素、2)体外の酵素、と二種類あるそうだ。※体内の酵素は、さらに「消化酵素」と「代謝酵素」に分けることができる。体外の酵素は、食物からとれる「食物酵素」になる。

※体内の酵素は、生産量が決まっている。人が一生の間に作ることができる酵素の量は決まっている、とする説もある。この説が事実であれば、酵素の無駄使いは禁物だ、ということになる。

薬を飲むと酵素を消費することに…

薬を飲むと、この大事な酵素を消費するそうだ。

どんな薬でもカラダには毒だと説明しましたが、その最大の理由は体内の酵素を大量に消費してしまうからです。
出典:体内酵素を消耗させる最悪の薬とは?

合成品である薬を飲むと、酵素を大量に消費するそうだ。

※自然の食物をとる場合とは、明らかに違うそうだ。

体内の酵素の量は決まっているため、薬を飲むことで酵素が余計に消費されると、その分、ほかの部分で必要な酵素が不足する可能性がある(ほかの部分で必要な「消化酵素」と「代謝酵素」に影響が出る可能性がある)。

たとえば、アルコールを大量に飲むと、肝臓で(アルコールの分解のために)大量の酵素が消費される。その分、胃や腸での消化吸収で、十分な酵素が使えなくなる、ということだ。

酵素不足で太る?

薬を飲んで太る、ということがあるようだ。

50kgだった体重が、抗うつ剤の服用で60kgになってしまいました。
出典:薬の服用で10kg太ってしまいました

この方の場合、太った原因をはっきり特定できないようだが…

食が太くなった、ということもあるかもしれない、もしかすると、薬を飲んだことで酵素不足になり、「消化酵素」と「代謝酵素」に影響が出た結果、太った…ということかもしれない。

※同様の薬を飲んで太った…という人は多いようだ。

薬を飲んで太る、ということが、薬全般に言えることなのか、特定の薬に限ることなのかは、わからない。「酵素のバランスが崩れ太った」という仮説が正しいとすれば、薬により酵素の使用量が異なり、特定の薬は大量に酵素を使用する、ということなのかもしれない。

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まとめ

今回は、薬を飲むデメリットについて書いてみた。

どの情報が本当で、どれぐらい重要なのか…というのは、最終的には自分で判断するしかない。医師の診察を受ける機会があれば、どんどん質問すればいい(聞かないと教えてもらえない)。

そして、自分の心証を作るしかない。もちろん、論文を読めるのであれば、一次情報の論文を読めばいい。念のために書いておくが、飲まなければいけない薬というものもある。その種の薬は、キチンと飲まなければいけない。先に8割と書いたが、すべて自分で治せるわけではないのだ。

次回の記事:「薬を飲まない方がいいの?薬を飲むデメリット#2

今回の記事:「薬を飲まない方がいいの?薬を飲むデメリット」