血圧が高くてめまいがする
前回の記事で、高血圧には嫌な季節になってきたと書いたが、
最近の自分の血圧の値をみると、めまいがするほど高い。
上が「150」、下が「100」を超える日も普通に出てきた。寒くなる前までは、朝は多少高くても、夜は(副交感神経の働きだと思うが)低下する、という傾向があった。
しかし、それもなくなってきた。夜も朝と変わらず、血圧が高いのだ。なぜそうなるのか、理由がよくわからない。寒さで血圧が上がることはあるので、寒さのせいだろうか?
目次
- 目次
- 対策として今やっていること
- 起床時に「4-7-8呼吸法」をやる
- シャワーを浴びるときに…
- 仕事の合間に体操をする
- 深呼吸の問題点
- スッと痺れるような感覚がある
- 出血は高血圧と関係があるのか?
- まとめ
対策として今やっていること
問題があれば、対策を講じなければいけない。
問題があるのに、何も行動しないのはただの馬鹿だ(立川談志)。
まず、この記事で書いたように、
「4-7-8呼吸法」が血圧を下げることは、間違いない。
何度もデータを取ったが、ほぼ100%に近い形で、効果があった。
なので、これを効果的に使うことを考える。高血圧の人は、朝に要注意だ。「早朝高血圧」などと言われるが、朝に血圧が上がる人が多いのだ(自分もそうだと思う)。したがって、朝、目を覚ましたとき、布団の中に入った状態のまま、「4-7-8呼吸法」を4~5回繰り返す。
起床時に「4-7-8呼吸法」をやる
掛け布団をはぐ前に、寝たままで行うというところがポイントだ。
冬季の起床時は、早朝高血圧に加え、「寒さを感じる+起きる動作」で、血圧が上がるからだ。「4-7-8呼吸法」であらかじめ血圧を下げておけば、血圧の上昇をある程度抑えることができるだろう。
※発射地点を下げれば、最高到達地点も下がる。
シャワーを浴びるときに…
わたしは朝にシャワーを浴びるが、そのときに「血管マッサージ」を行う。
これは、手足などをもむ・さする、ねじる、というシンプルな方法だが、頭~足先まで時間をかけて丁寧に行う。血管マッサージのやり方などの詳細は、この記事を見てほしい。
※血管マッサージをするときに、「4-7-8呼吸法」も一緒にしようとしたが(ダブルの効果を狙った)、これは上手くいかない。この種のマルチタスクはできないようだ。
これにも、血圧が上がる前に下げておくという意図がある(血管マッサージに即効性があればの話だが…)。シャワー上がりは寒さを感じて、(血管が収縮するため)血圧が上がってしまうからだ。
脱衣場に暖房を入れておけばいいのだが、現在は諸事情によりそれができていない。※今のところ、効果があるような気がしているが、もう少しデータを取って確かめたい。
仕事の合間に体操をする
以前、ストレッチは高血圧に効く、とする記事を書いた。
以前は、そのとおり、仕事の合間に「体操+ストレッチ」をしていたのだが、(習慣になるまでには至らず)最近はずっとサボっていた。これを数日前から復活させた。
※効果があると思われるものは、何でもやる必要がある。
うれしいことに、「体操+ストレッチ」には、血圧対策以外の効果もありそうだ。尿路結石をやった人によると、体をねじる動作が石を落とすことになるそうだ(理には適っている)。もしこの話が本当であれば、「体操+ストレッチ」には、結石を予防する効果もあることになる。
余談になるが、「体の固さ」と血圧も関係があるような気がする。
もし、体の固さが高血圧の変数になっているのであれば、「体操+ストレッチ」は効果がありそうだ。風呂上がりに、柔軟体操などをするのもいいかもしれない。
深呼吸の問題点
深呼吸が血圧を下げることは明らかだが、問題点もある。
血圧を下げる働きのある「4-7-8呼吸法」などの深呼吸だが、これには一時的な効果しかない。1回した後、どれぐらい効果が持続するのかについては不明だが、数分というオーダーではないだろうか。とても数時間というオーダーとは思えない。したがって、深呼吸は効果的に使いたい。
※無駄撃ちしても仕方がない。
効果的に使うということは、ひとつには、上で述べたように、血圧が上がるシーンの前に行うということだ。また、血圧の上がりやすい時間帯に、定期的に行うということも有力な方法だ。
血圧が下がっているときに深呼吸しても、たいして意味がないので、まんべんなく深呼吸をするよりは、狙いを絞って行う方がいいだろう。※血圧が高いときなどに行いたい。
スッと痺れるような感覚がある
深呼吸をすると、腕にスッと痺れるような感覚が走ることがある。
この感覚が、血圧が下がるサインなのかな…と感じている。
高所から下を見下ろしたとき、背中に寒い感覚が走ることがあるが、その感覚と似ているような気がしたので、そのときも血圧が下がっているのではないか?と仮説を立て、実験してみた。結果は「否」だ。高所から下を見下ろしても、血圧に変化はなかった(笑)。
出血は高血圧と関係があるのか?
鼻血などの出血と高血圧は、関係あるのだろうか?
最近、理由もないのに鼻血が出ることがあった。鼻水かなと思って、テッシュで拭きとると、血がついている。これは、意表を突かれることで、精神的にダメージがある(怖くなる)。
「もしや高血圧と関係があるのでは?」と思い、調べてみると、案の定だ。
高血圧の人は、鼻血を出しやすくなるのだ。
その高血圧の人が鼻血を出しやすくなるメカニズムだが…以前の記事で書いたように、血圧の高い状態が続くと、血管に負担(ストレス)がかかり、もろくなる。
高血圧などでダメージを受けた血管は、弾力性を失い硬くなり分厚くなる。さらに、内壁にコレステロールなどがたまりやすくなる。そのような状態になると、必然的に血液の流れが滞るようになる。血液の流れる空間が狭くなってしまうのだ。この状態を動脈硬化という。動脈硬化は加齢とともにすすむが、高血圧はそれに拍車をかけると考えていいだろう。高血圧は日々、血管にダメージを与えているのである
出典:血圧に関する基本的な知識を整理する
高血圧と加齢により、動脈硬化が進んだ状態では、鼻血が出やすくなるのだ。
もちろん、鼻血だけではない。そのほかの部位(歯茎など)からも出血しやすくなる。意外な出血というのは、体が出すサインなのだ。※意外な出血には、注意した方がいいだろう。
まとめ
今回は、「血圧が高くてめまいがする」ということで書いてみた。
わたしが高血圧の対策として行っていることは、1)深呼吸、2)血管マッサージ、3)体操、の3つだ。血管マッサージは、シャワーを浴びることとリンクしているので、習慣になっている。
問題は、深呼吸と体操だ。
これらは習慣になっていない。なんとか習慣にしようとしているのだが、むずかしい。血管マッサージと同様、何かと行動にリンクする必要があるが、現時点ではいいアイデアがない。
今回の記事:「血圧が高くてめまいがする」