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記憶力が悪いのではない|記憶力が悪いから…は間違った思い込み

わたしは学生の頃から「自分は記憶力が悪い」と思ってきた。

脳内メモリの物理的な量が少ない(?)ので仕方がないのかな…と勝手な思い込みで、記憶力については、半ばあきらめていた。今でも多少その思いは残っているが、ここ数年でメモリの量云々ではなく、「効率の良い記憶の仕方を知らないだけではないか…」という疑問を持つようになった。

今回は、記憶力が悪いのではない、ということで書いてみたい。

目次

脳の記憶容量はすさまじい

脳の記憶容量は、「1.25TB」あるそうだ。

1.25TBの容量はDVDに換算すると約240枚、メモ用紙に換算すると約5億2800万枚に相当します
出典:人の記憶量は1.25TB?どんどん学んで情報を脳に詰め込もう!

メモ用紙に換算すると約5億2800万枚に相当だそうだ。

さらに、こちらのソースによると、

「合理的な計算方法に基づくと、そのデータ容量は数ペタバイトにも及ぶでしょう」と語ります。1ペタバイトはMP3の楽曲を2000年間続けて再生できるだけの容量となる
出典:人間の脳はいったいどれほど多くのことを憶えることができるのか?

ペタバイトだそうだ。ペタなんていう単位自体知らないし、想像がつかない。

記憶容量の問題ではない

ペタ(peta, 記号:P)は国際単位系(SI)における接頭辞の1つで、以下のように基礎となる単位の1015(=千兆)倍の量であることを示す
出典:ペタ - Wikipedia

とにかく、脳にはすさまじいほどの記憶スペースがある、ということになる。

私の勝手な仮説である「脳内メモリの物理的な量が少ない」というものは、否定されたと考えていいだろう。勝手な思い込みで自分の能力にフタをしていたと考えると、忸怩たる思いである。

※記憶力が悪いのは、脳の記憶容量の問題ではない。

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記憶力は高めることができる

記憶力は高めることができる、ということが明らかになっている。

円周率を数万桁記憶する達人クラスでも、もともとは一般的な記憶力の持ち主だ。

知能のアスリートになる前の記憶力は非常にひどかったが、練習がすべてを変えました。もしトレーニングを行えば、数週間もしないうちに普通の人では不可能なことができるでしょう
出典:人間の脳はいったいどれほど多くのことを憶えることができるのか?

※練習ですべてが変わるそうだ。

もしかすると、記憶は筋肉と同じようなものかもしれない。それなりのトレーニングをすれば、パフォーマンスは上がるが、サボれば下がる。筋肉も記憶もこの点では同じらしい。

なので、記憶力を高めるトレーニングが必要だ。

記憶の宮殿というテクニックがある

古来からある記憶法で「記憶の宮殿」と呼ばれるものがある。

「記憶の宮殿」とよばれる方法は中世の学者が実際に実践していた古い記憶術の一つです。本が貴重だった時代、学者はこうした記憶術を駆使して膨大な記憶を脳のなかに蓄えていたといいます
出典:記憶力を底上げする「記憶の宮殿」の作り方 – Lifehacking.jp

※この記憶法は、中世からあるようだ。

考えてみれば、ネットで検索すればたいていのことがわかる今とは異なり、昔は記憶すること自体の価値が高かったように思う。※スマホのように、文献を持ち歩くことはできない。

なので、文献で調べないとわからないようなことを記憶に留め、再現するだけで称賛されたのではないだろうか。そうであれば、そのような時代に記憶術が発達したのもうなづける。

記憶の宮殿のやり方

「Memory Palace(記憶の宮殿)」です。これは自分がよく知っている家をイメージして、その空間の中に覚えようとするものを配置することで記憶を定着させるという方法です
出典:人間の脳はいったいどれほど多くのことを憶えることができるのか?

まずは、自分がよく知っている場所をイメージする。

建物であれば、間取りを完璧に把握しているものがいい。通常は、自分の家とかになるだろう。自分の家であれば、間取りのほか、家具の配置も頭に入っているだろう。頭の中にある家の中の場所と、記憶したいもの(オブジェクト)をリンクさせるのがこの記憶法の特徴だ。

家の中の場所といっても、たくさんある。机の上、引き出しの中、ベッドの下、もっと細分化するのであれば、クローゼットの中に入っているあの服の胸ポケットの中…レベルまで使うことができる。

その場所に覚えたいものを配置する、または、記憶を手繰り寄せるための起点になる「鍵」を配置する。こちらの方がやり方の詳細を書かれているので、参考になると思う。

記憶力を底上げする「記憶の宮殿」の作り方

簡単な記憶は体の部位で十分

実際に使えるようになるためには練習が必要だが、こういう方法を使って、記憶力を高めることができるのだ。余談だが、家の代わりに「体の部位を使う」というテクニックもある。

目や鼻、口といった顔のパーツ、頭や首、胸やお腹、手足という体の部位を憶えたいものとリンクする、という方法だ。簡易的な記憶であれば、体の部位とのリンクで十分だと思う。

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まとめ

今回は、記憶力が悪いのではない、というテーマで書いてみた。

昔のわたしのように、「自分は記憶力が悪い」と思って半ばあきらめている人がいると思う。

だがそれは間違いだ。記憶の仕方を知らないだけだ。記憶以外のことでもそうだが、勝手に決めつけてあきらめることは、自分の能力にフタをするようなものなので、絶対にしてはいけない。

記憶力は個々人の先天的な能力に依存するものではなく、トレーニングにより高めることができるものである。安易に自分の能力のせいだとあきらめずに、チャレンジして欲しい。

※記憶力の悪い人でも、記憶力を並み以上に高めることは可能だ。

今回の記事:「記憶力が悪いのではない」