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大人のどもりの原因5つ

どもってしまう、ということがないだろうか。

他人と会話しているときや人前で話すとき、どもってしまい恥ずかしい思いをした…という人がいると思う。どもって焦る姿というものは、人からみてあまりカッコいいものではない。

どもりが慢性化すると疾病や障害ということになるそうだが、どもってしまう、ということは、普通の人にもあることだろう。ではなぜ、経験豊富な大人がどもってしまうのだろうか。

今回は、大人の(疾病未満の)どもりの原因について書いてみたい。

目次

どもるとは

どもりというのは、(慢性化すると)疾病や障害ということになるそうだ。

どもるとは、発語時の言葉の流暢さが失われる、ということだ。具体的には、1)最初の音を何度も繰り返す、2)次の音が不自然な形で出ない、という状態のことを指す。たとえば、「僕は」というところで、「ぼ・ぼ・ぼ・僕は~」というのは、どもっている…ということになる。

普通の大人でも、どもることはある。人前で話をするという場面などで緊張し、どもる人はいるだろう。実際に、人前で思わぬ形で指名されどもった人や、メディアの生中継でどもってしまった人を見たことがある。なので、どもることは、それほどめずらしいことではないのだろう。

※言葉を途切らせてしまうことも「どもり」にあたる。

過度に緊張する

緊張するとどもる、ということがある。

先に、「人前で思わぬ形で指名されどもった人や、メディアの生中継でどもってしまった人を見たことがある」と書いたが、その原因は緊張にある。過度に緊張すると、頭が真っ白になる。その時は、何をどう話せばいいのか、わからなくなってしまう。この状況がどもりを誘発する。

過度の緊張が、発声器官のスムーズな運動を阻害する、ということもあるだろう。過度の緊張のあまり唇が渇く、震える、ということがあるが、そうなると、物理的に音を上手く出せなくなってしまう。そのことがさらに緊張を高める、という悪循環もある(緊張が緊張を引き起こす)。

※リラックスした状態で「どもる」という人は少ないだろう。

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他者を意識しすぎる

他者を意識しすぎると、どもってしまう。

メディアの生中継でどもってしまった人の場合は、カメラの向こう側にいる人(視聴者)を意識しすぎてしまったのではないだろうか。関係者がたくさん見ているので、失敗は許されない、彼らの目や、彼らにどう評価されるのかが気になる、という意識が「どもり」につながったのだ。

相手にいいところを見せよう、相手の自分に対する評価を高めよう、としても、どもりにつながる。背伸びすると足元が不安定になるが、それと同じことなのだ。他者を意識しすぎる時点で、自分のリソースをそちらの方に割いてしまう。その結果、どもりという不具合が生じるのだ。

※自分の方に意識を向ければ、どもりは改善すると思う。

自分に自信がない

自分に自信がなければ、どもってしまう。

このことは、自分に自信があるテーマについて話すときと、そうでないときを比較すれば、よくわかると思う。前者の場合は、自信と確信があるので、余裕を持ちながら比較的滑らかに話すことができる。後者の場合は、自信なさげなトークになってしまう。声も小さくなるだろう(笑)。

正直で気の小さい人、繊細な人は、自信の度合いや余裕の有無などがトークに出てしまう。いわゆる「はったり」を効かすことができないので、自信のなさや余裕のなさを素直に表現してしまう。その表現が、声が小さくなることや声が震えてしまうこと、そして、「どもること」なのだ。

※話す内容に自信がなく、他者からの評価が怖い…という気持ちがある。

長く話すスキルがない

普段長く話さない人が、長く話そうとするとどもる。

普段の会話において、会話を短く切り上げようとする人がいると思う。そのタイプの人は、質問されても短くしか答えないし、自分から質問をして相手に答えてもらっても、それに対するコメントはそっけないものだ(笑)。このタイプの人が、長く話そうとすると、どもってしまう。

普段どおり短く話す分にはどもることがないが、普段より長く話そうとするとどもってしまうのだ。その原因は、「どう話していいかわからない」ということだ。長く話すスキルがないため、途中でフリーズしてしまう。書くことでも同じだ。スキルを欠くと、長文は書けないのだ。

※このタイプの人は、長く話す練習が必要になるだろう。

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情報の整理整頓ができていない

情報の整理整頓ができていない場合も、どもりの原因になる。

どこに何が入っているのかわからないという状態だと、何かが必要になっても、それがどこにあるのかわからず、余計な引き出しを開け閉めする、などという無駄な時間が必要になる。話すというコミュニケーションにおいては、脳内の検索に時間がかかってしまう…という状態になる。

これが、どもりにつながるのだ。どもりやすい人は、何かが必要になったとき、愚直にそれが見つかるまで探そうとしてしまう。アッチをひっくり返し、コッチをひっくり返し…という具合だ。このことは、(即応性が求められる)リアルタイムの会話においては、非常に不利なことだ。

※類似したものを固めて整理整頓しておく、ということが必要だ。

 

大人がどもる原因 - サマリー

まとめ

今回は、大人のどもりの原因について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)過度に緊張する、2)他者を意識しすぎる、3)自信がない、4)長く話すスキルがない、5)情報の整理整頓ができていない、の5つだ。

インプットが足りている人は、「情報の整理整頓」について、もう少し気を配った方がいいかもしれない。

せっかく情報や知識を持っているのに、脳内で整理整頓ができていないばかりに、出力が上手く行かない(どもる)という残念な結果になってしまうからだ。なので、脳に入力したもののうち、類似したものを固めて整理整頓しておく、などという工夫が必要になるだろう。

今回の記事:「大人のどもりの原因5つ」