血圧を薬なしで下げる!

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生姜が血圧を下げるかもしれない

生姜を食べれば、血圧が下がるかもしれない。

生姜の効果には即効性がある。したがって、生姜を食べることで、血圧が下がるにしても、下がらないにしても、比較的早い段階で結果/結論が出るだろう。※効果があれば、続ければいい。

今回は、生姜の効能などについて書いてみたい。

目次

漢方薬の7割に生姜が使われている

漢方薬の7割に、生姜が使われているそうだ。

生姜は漢方の世界でも「生姜無くして漢方は成り立たない」といわれるほどで、医療用漢方薬の70%に含まれ滋養強壮などたくさんの効能があるとされています。
出典:生姜の効能

漢方では、生姜は、気・血・水の流れを良くし病気を防ぐ、とされているようだ。

※生姜は、世界各地で食材や民間薬として用いられている。

生姜の効能

生姜の効能だが、医学博士の石原結實さんによると、

簡単にまとめると、生姜の辛味成分である「ジンゲロン」「ショウガオール」などが、
1)血管を拡張して血圧を下げる。2)血栓脳梗塞心筋梗塞の原因となるもの)を溶かす。3)脳の血流をよくして「うつ」を防ぐ。4)白血球の力を強くして免疫力を上げる。5)発熱に対しては、発汗、解熱作用を発揮する。6)痛みを軽減する。7)めまいに効く。8)殺菌作用がある。等々の効能を発揮するという。
出典:あなたも生姜で医者いらず?

ということだそうだ。

これは、日本には生姜に関する文献が少ないため、デンマークやアメリカで発表された「生姜の効能」に関する論文からまとめた結論だそうだ。このほかにも、「生姜を食べることにより身体が温まった…」という経験をしたことがある人も多いと思うが、体温を上昇させる効果もある。

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免疫機能を活性化する

生姜を食すると、免疫力が上がるそうだ。

しょうがに含まれる辛み成分のひとつ“ジンゲロール”には、血流を促進し、体の免疫機能を活性化させる働きがあります。また、加熱・乾燥することで“ショウガオール”という成分に変化。ジンゲロールに備わっていた効果が、さらに強力になります。しょうがをレンジで加熱するのはこのためです。
出典:すぐ実感!「酢しょうが」が持つ驚きのパワー

生姜は、加熱・乾燥することで、効果が強力になるそうだ。

ジンゲロール ⇒ 加熱・乾燥 ⇒  ショウガオール(効果が強力になる)

免疫力を高めるのは加熱前のジンゲロール?

免疫力を高めるのは、加熱前の「ジンゲロール」という説がある。

加熱・乾燥前に存在する「ジンゲロール」をとるためには、生姜をスライスしてハチミツに漬けるといいそうだ。※ハチミツに漬けることで、酸化を防ぐことができる。

※ジンゲロールは酸化しやすい。

ぬるめの生姜湯がオススメ
生姜を生で下ろして作る生姜湯 生の時にはジンゲロールが豊富だが、熱いお湯を加えるとジンゲロールがどんどんショウガオールに変わってしまう ぬるめのお湯であれば、免疫力を高めるジンゲロールとカラダを温めてくれるショウガオールのダブル効果が得られるのだ
出典:弱った体に最も良い食べ物「生姜」食べ方によって効能が違う!(4)

体温が上がると、免疫力は上がる。

したがって、ショウガオールにも免疫力を増進する効果はあると思う。ジンゲロールとショウガオールの両方の効果を享受したいのであれば、ぬるめの生姜湯がいいそうだ。

冷えが気になれば加熱した方がいいかも?

冷えが気になる人は、生姜を加熱した方がいいかもしれない。

なんでも温め効果を発揮させるには、ショウガそのものにも熱を加える必要があるそうなんです。熱を加えたり、乾燥させたり蒸したりすることで、体を冷やす成分ジンゲロールが、カラダを内側からぽかぽかにしてくれる成分「ショウガオール」に変化するそうで、単にすりおろしたショウガを摂るだけではダメだったんです。
出典:ショウガは摂り方によって冷えの原因に! ぽかぽか効果UPの上手な食べ方

生の状態だと、逆に身体を冷やす可能性があるためだ。※ジンゲロールが、身体を冷やす可能性があるそうだ。もしそうであれば、免疫力の増進が、体温低下で相殺される(?)かもしれない。

抗酸化作用がある

生姜には、抗酸化作用があるそうだ。

また、しょうがには優れた抗酸化作用があります。老化の原因となる活性酸素を除去して、細胞のダメージを軽減。肌を若々しく保ちます。
出典:すぐ実感!「酢しょうが」が持つ驚きのパワー

老化防止や美容にもいい…ということだ。

高血圧に効く可能性がある

生姜には、生姜の効能で述べたように、血管を拡張して血圧を下げる、という効果があるので、高血圧に効く可能性がある。※ただし、その効果に持続性はない。

あるテレビ番組で、有名人が、「酢しょうが」というものを10日間食べたところ、血管年齢が若くなったり、血圧が下がったりしたそうだ。※血管年齢が18才若返った人もいるとか。

以下は、酢の話だが…

酢には血管をひろげる働きがあるようだ。カラダの細胞が酢(酢酸)を取り込むと、「アデノシン」という物質を分泌する。このアデノシンが血管に作用して血管をひろげるそうだ。血管がひろがれば、血圧は下がる。ただし、この効果に持続力はないので、毎日お酢をとる必要がある。摂取をやめると、効果もなくなる。一日あたり大さじ1杯が目安だそうです。
出典:高血圧に良い食べ物

酢にも血圧を下げる効果があるため、生姜とダブルで効いた…ということだろうか。※酢も生姜も、効果に持続力はないので、毎日とる必要がある。

尚、生姜は10度以下になると、低温障害を起こすそうだ。なので、冷蔵庫での保管は適していないようだ。※13℃程度が保存に適した温度だそうだ。

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まとめ

今回は、生姜の効能などについて書いた。

漢方薬の7割に生姜が使われていることは知らなかった。

生姜には、血管をひろげて血圧を下げる作用があるので、高血圧の人は積極的にとればいいと思う(酢生姜もいい)。また、生姜をとれば、免疫力を上げることができるかもしれない。 

食べるときに、生姜を加熱するのかしないのか、という問題はある。どちらがいいのかはわからないが(両方やってもいい)、ぬるめの生姜湯で間をとる、という方法もありそうだ。

今回の記事:「生姜が血圧を下げるかもしれない」