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脳卒中を予防する可能性がある食べ物

ここのところ、食べ物に関心を持っている。

食べ物というのは、身体にとって「インプット」だからだ。インプットの質により、アウトプットの質が変わる…ということは、自明だと思う。なので、(食べ物に限ることではないが)できるだけ良いインプットを求めた方がいいのだ。※これまで、無頓着すぎたのかもしれない(笑)。

今回は、脳卒中を予防する可能性がある食べ物について書いてみたい。

目次

脳卒中を予防したい

以前にも書いたが、脳卒中とは総称だ。

脳卒中は大きく分けると、「脳梗塞」、「脳出血」、「くも膜下出血」の3つあり、高血圧との関係も同じではない。高血圧と最も直接的に関係があるのは、「脳出血」だ。数としては、脳梗塞が一番多い。

脳卒中の主な原因は、動脈硬化だとされる。

高血圧などでダメージを受けた血管は、弾力性を失い硬くなり分厚くなる。さらに、内壁にコレステロールなどがたまりやすくなる。そのような状態になると、必然的に血液の流れが滞るようになる。血液の流れる空間が狭くなってしまうのだ。この状態を動脈硬化という。
出典:血圧に関する基本的な知識を整理する

動脈硬化とは、動脈の壁が硬く分厚くなり、弾力を失うことを指す。動脈硬化には、四大危険因子というものがあるが、高血圧はそのひとつだ。※そのほかの3つは、糖尿病、高脂血症、喫煙。

高血圧の人は、すでにその危険因子のひとつを持っている、ということになる。

※これ以上、増やさないようにしたい。

ブレイン・フーズをとる

脳に良い食べ物として、ブレインフーズというものがある。

※ブレインフーズとは、脳機能を改善する食品の総称。

ブレインフーズの代表選手として、大豆食品がある。

代表的なものは、大豆食品(大豆の煮豆、豆腐、納豆、枝豆、おから、きな粉など)です。
出典:脳が元気になると、脳卒中や痴呆も予防できる(食べ物編)

大豆の煮豆、豆腐、納豆、枝豆、おから、きな粉などがいいそうだ。

わたしの場合、この中では、きな粉以外はときどき食べている(納豆はよく食べる)。青魚類が嫌いな人でも、大豆食品であれば食べやすいので、積極的にとれるのではないだろうか。

※大豆食品に含まれる、レシチンチロシンという栄養素がいいそうだ。

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青魚をとる

サバ、アジ、サンマ、いわし等の青魚だ。

青魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれる。

これらは「オメガ3系脂肪酸」と呼ばれ、脳の働きをよくする効果を持つ。※脳を活性化するとともに、動脈硬化を防ぐ働きがあるとされる。

※血圧を下げ、血栓を防ぐ働きもある。

ちなみに、DHAとEPA以外の「オメガ3系脂肪酸」である、αリノレン酸は、「くるみ」に多く含まれる。また、くるみは、抗酸化物質も多く含んでいる。

抗酸化食品をとる

上で述べた「くるみ」もそうだが、抗酸化食品を積極的にとりたい。

活性酸素は酸化LDLを作って血管壁を傷つけ、そこにカルシウムの沈着が生じて血管を石灰化してしまうだけでなく、ストレスがかかると活性酸素が大量発生して急激な血圧の上昇も引き起こし、脳出血の引き金になります。
出典:脳卒中予防のための食事と栄養

活性酸素が問題だ…ということは、耳にしたことがあるだろう。

活性酸素というものは、厄介なものだ。ストレスにより大量発生し、血圧の上昇を引き起こすそうだ。高血圧の人は、「抗酸化」ということを意識した方がいいだろう。

鮭はなんといっても抗酸化力がすごいんです!
出典:スーパーフード!鮭の美容効果と効果的な食べ方

鮭には抗酸化作用があるそうだ(赤色が抗酸化物質)。抗酸化物質には、活性酸素を抑制する働きがあるため、抗酸化物質を含む食品を食べれば、動脈硬化の予防になる。

活性酸素は呼吸している限り必ず発生するものですが、ビタミンCやE、β‐カロテンが豊富なコマツナ、シソ、パセリ、ブロッコリー、カボチャ、ニラ、トマト、ピーマン、抹茶などの抗酸化食品を食べることで、かなり減らすことができます。
出典:脳卒中予防のための食事と栄養

抗酸化食品をとることを意識したい。

抗酸化食品の特徴

コマツナ、シソ、パセリ、ブロッコリー、カボチャ、ニラ、トマト、ピーマン、抹茶なども抗酸化食品だそうだ。

こうして抗酸化食品をながめていると、抗酸化食品には、何かわかりやすい特徴があるのか?という疑問が生じるが、やはり特徴はあるそうだ。

抗酸化物質の多くは、植物が紫外線や害虫から身を守るために作り出す物質で、色、香り、アクの成分にあたります。味は、すっぱい(ビタミンC)、渋い(カテキン)といった食味を感じる成分です。
出典:日本栄養士会

そのほかにも、れんこん、にんにく、たまねぎ、ほうれん草、にんじん、アスパラ、しいたけ、ごぼう、もやし、などがある。

くだものでは、ぶどう、リンゴ、パイナップル、いちご、グレープフルーツなどがある。また、身近な食品の中では、バナナの抗酸化力が最も高いという研究もある。

バランスが大事

食事ではバランスが大事であることは、改めて言うまでもない。

○○が脳卒中を予防するから、健康にいいから、といって、そればかり食べてはいけない(偏りが生じるため)。なので、これまで食べていた、「どちらかと言えば健康に悪いもの」と無理なく置き換える、という形でいいのではないかと思う。

たとえば、肉ばかり食べていた人であれば、一部を青魚に置き換えてみる、ということだ(全部でなくていい)。また、肉の一部を「畑の肉」と呼ばれる、大豆食品と置き換えてもいいだろう。

ポイントは、極端に走らないことだ。極端に走ると、(無理なダイエットと同じように)必ずその反動が生じて、元に戻ってしまうのだ。大事なのは、これまでより良い食生活を始めて続けることだ。したがって、食生活の改善は、無理のない形で実践したい。

※無理なくバランスに留意したい。

まとめ

今回は脳卒中を予防する可能性がある食べ物について書いた。

今回の記事で書いたのは、大豆食品、青魚、そのほかの抗酸化食品だ。

わたしの場合は、青魚がそれほど好きではないので、納豆などの大豆食品を摂るようにしている。朝、おかずがないときなどは、納豆+ご飯で済ますことがある。

ただ、一番大事なのはバランスだろう。

 偏りが生じないように、「肉ばかり食べていた人であれば、一部を青魚に置き換えてみる」という形で実践するのがいいだろう。続かないと意味がないので、無理せずに続けられる形がいい。

今回の記事:「脳卒中を予防する可能性がある食べ物」