血圧を薬なしで下げる!

血圧を薬なしで下げることに挑戦するブログです。健康全般の話題も…

血圧は必要だから上がっている

血圧は必要だから上がっている、という議論がある。

カラダが、「今の状態では、血圧を上げることが必要だ」と判断して、血圧を上げている、という議論だ。言い換えれば、カラダの要請で血圧が上がっている、ということだ。私は最近この議論を耳にしたのだが、妙に説得力がある。そう言われれば、そうなのかな…と思ってしまう。

これまで、「血圧は下げるもの」と頭から考えていたので、軽く衝撃を受けた。

今回は、このテーマについて書いてみたい。

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 血圧は必要だから上がる

血圧は必要だから上がっている。その例をいくつか挙げてみたい。

・寒いときに血圧が上がる

寒くなると、血管が収縮して血圧が上がる。

0℃以下の環境で皮下の血管は収縮を始めるが、これは中枢の体温を逃がさないための保護作用である。極度の低温もしくは長時間の寒冷下にさらされるとこの保護作用によって皮下の血行は極端に悪化し、部位によっては血行不全に陥る。
出典:ウィキペディア

直接的には、「寒さで血管が収縮するため、血圧が上がる」という現象だが、凍傷や低体温症などを防ぐために、(カラダの働きとして)血圧を上げている、ということでもある。

※寒さで血行が悪化すれば、凍傷などになる。

脳梗塞を避けるために血圧が上がる

通常は、高血圧だと脳梗塞になる、と思うが、脳梗塞を避けるために血圧が上がることがある。たとえば、血管の中の血栓などにより、脳梗塞が起こる手前の段階にあるとしよう。そのときカラダは、障害物(血栓など)を押し流そうとして血圧を上げる。

これは、脳梗塞を避けるための手段だ。

脳の血管に血栓ができることは、珍しくないそうだ。血栓ができた場合、カラダは血圧を高めて、血栓を押し流そうとする(押し流すことができれば、問題は生じない)
出典:高血圧には嫌な季節になってきた

血圧を上げることで血栓を押し流すことができれば、脳梗塞にはならない。

・運動すれば血圧が上がる

運動すれば、血圧は上がる。運動中の(ストレスがかかった状態の)カラダに、素早く酸素を届けるためには、呼吸を早め、血圧を高くする必要があるのだろう。これも、カラダによる要請だ。

・加齢でも血圧が上がる

加齢で血圧が上がることは、知っていると思う。

加齢で血管は劣化する。若いときにはあった、「弾力性」や「しなやかさ」を失ってしまうのだ。その血管が劣化した状態で、血液をカラダの隅々まで運ぼうとすれば、血圧を上げるしか手がないのだ。つまりカラダは、現状で一番良いと思われる状態を提供しようとしているということだ。

結果、必要だから血圧が上がっている、ということになる。

※カラダは、状況の変化に応じて血圧を変えている。

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 降圧剤を飲むべきなのか?

そうなると、血圧を下げるために、「降圧剤を飲むべきなのか?」という素朴な疑問が生じる。

まずは、(参考程度に)ほかの事例で考えてみたい。

・風邪をひいたとき、解熱剤を飲むべきなのか?

昔は、風邪をひいて高熱(38℃以上)が出たら、解熱剤で下げる、ということが当たり前だったように思う。

かぜウイルス、特にインフルエンザ・ウイルスは、高温に弱く、たとえば、体温が37℃になると時間単位、38℃になると分単位、39℃になると秒単位で不活化します。体を冷やすと風邪を引くとか、冬にかぜがはやるなどは、かぜウイルスの低温嗜好性によるためだったのです。生体はそのことを進化の途上で学習していて、発熱させていると考えられます。また、発熱により、インタ-フェロン産生の増加やマクロファ-ジが活性化し、免疫力を増強することが別途に確かめられています
出典:かぜと免疫力

しかし現在では、カラダが風邪を治すため、意図的に体温を上げている、ということがわかっている。安易に解熱剤で熱を下げると、ウイルスが活性化して、カラダにとって(一見いいことのように見えるが)逆効果になってしまうのだ。

現在では、看護する側の要請で(看護負担を減らすために)、高熱が出たときに解熱剤を出す、ということになってきているようだ。なので、解熱剤が病人のカラダにいい、ということではない。※熱が下がって、カラダが楽にはなるが、風邪はよくならない(むしろ回復を阻害する)。

・下痢のとき、下痢止めの薬を飲むべきなのか?

これも風邪と同様で、昔は下痢止めを飲むことが普通だったと思う。

「下痢は体の中にある細菌を出す行為だから、下痢止めで止めてはいけない」というのが、近年では「常識」として知られるようになった
出典:下痢止めを使って良い下痢・そうでない下痢

しかし今では、「下痢は下痢止めで止めてはいけない」ということが、常識になっている。

下痢は「悪いもの」をカラダの外に出そうとする働きであるため、下痢を薬で止めて「悪いもの」を体内に残すことは、身体にとって良くないことなのだ。

正確に言うと、ウィルスや細菌の感染が原因の下痢には、はっきり下痢止めを使ってはいけない。ストレスや冷えなどが原因の下痢(非感染性の下痢)には、下痢止めを使ってもいいということだが、そもそも下痢の症状だけで両者の区別をつけるのは困難だ。

また、 非感染性の下痢には、下痢止めを使ってもいいということだが、それはカラダの要請ではなく、「この場で下痢になると都合が悪いから…」ということから来る要請だ。その場合でも、下痢止めを使った方が「カラダにいい」ということではないのだ。

結局、カラダにとっては、下痢止めを使わない方がいいのだ。

・降圧剤を飲むべきなのか?

以上を踏まえての、私なりの結論だが…

ここのところ、血圧の上がり具合をみて、冬季だけでも限定的に降圧剤を飲んだ方がいいのではないか…と思っていたが、降圧剤はやはり飲まない方がいいのではないか、という考えに傾いてきた。現在、高血圧では降圧剤を飲むことが当たり前だが、今後、風邪や下痢と同じく、「飲まない方がいい」という結論に至る可能性があると思う(常識が変わる可能性がある)。

血圧は必要だから(カラダの要請があるから)上がっているのであって、それを薬で止めることは、人の生理に反する行為だからだ。最初に述べた、「脳梗塞を避けるために血圧が上がる」が良い例だろう。脳梗塞を避けるために降圧剤を飲んでいたのに、降圧剤のために脳梗塞になってしまった…ということになれば、本当に残念なことだ。

[ 持病や異常があれば別 ]

ただし、持病や異常があれば別だ。降圧剤を飲んだ方がカラダにいい、というケースもあると思う。ここに書いてあることは、軽度の高血圧(持病なし)を前提にしている、と理解してほしい。それ以外の場合は、医師とよく相談することだ。軽度の高血圧で医師にかかっている方は、このあたりの話を医師としてみるといいと思う。

降圧剤を飲むにしても、納得した上で飲んだ方がいいだろう。私も次回、このテーマについて、医師と話をしてみようと思う。※医師が患者の質問に答えることは仕事だ。医師の前では萎縮してしまう人がいるが、医師とは遠慮なく話してほしい。