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朝型生活のメリット3つ|朝型生活にした方がいい

伊藤忠商事では、朝型の勤務制度を始めている。

深夜残業を早朝出勤に置き換える試みだ。社員にも好評で、以前より生産性が上がっていると考えられる。伊藤忠商事は、業績も株価も、同業他社と比べて好調だ。やはり、生活は朝型にした方がいいのだろうか。今回は、朝型生活のメリットを、健康の観点からまとめてみたい。

※朝型の生活には、大きなメリットがあるようだ。

目次

早朝の太陽の光を浴びる効果がある

朝型の生活にすると、早朝の太陽の光を浴びることができるようになる。

セロトニンという物質の分泌が不十分だと、精神のバランスが崩れると言われている。

セロトニンは、ノルアドレナリンドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質
出典:セロトニンとは | 快適.Life

セロトニンには、心のバランスを整える働きがある。

セロトニンがきちんと分泌されていれば、人は「心地よさ」や「満足感」などを感じることができるそうだ。なので、セロトニンは、「天然の精神安定剤」のようなものである、と考えればいいだろう。セロトニンは、その性質から別名で、「ハッピーホルモン」とも呼ばれるそうだ。

太陽の光が分泌を促す

このセロトニンの分泌を促すのが、太陽の光だそうだ。

なので、早起きして庭やベランダ(窓越しでもいい)で太陽の光をあびる、早朝の通勤中にあびるのが体にはいいのだろう。また、朝日には体内時計を修正する働きがあるそうだ。体内の時計は24時間ではない。ゆえに、それを修正する必要があるのだが、朝日がその役割を果たすのだ。

朝日を浴びることにより、精神が安定し、生体のリズムが整うのだ

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自律神経が働き体調が良くなる

また、朝日を浴びると、自律神経が働き体調が良くなる。

自律神経には、起きているとき(日中)に優位になる「交感神経」と、寝ているとき(夜)に優位になる「副交感神経」がある。このバランスが崩れると、身体に負担がかかり体調が悪くなる。

原因はよくわからないが、「不調だ…」ということはないだろうか。そんなときは、自律神経のバランスが崩れているのかもしれない。※ちなみに、交感神経が優位になると、血圧も高くなる。

このバランスを整えてくれるのが、早朝の太陽光だ。

天然の光療法になるかもしれない

うつ病などの治療法として、光療法(高照度光照射療法 )というものがあるが、

光療法とは、一部の睡眠障害うつ病に有効とされる治療法の一種である。また、生体リズムを整える効果があるとして、健康法の一種としても用いられることがある
出典:光療法 - Wikipedia

早朝の太陽光を浴びること≒天然の光療法、と考えていいのではないだろうか。

ただ、7時起きを5時起きにした場合どうなのか?という疑問がある。この場合、そんなに差があるのだろうか…。5時起きにした方が、7時起きよりいいのか…ということだ。この点はよくわからないが、1日トータルで光をあびる時間は、5時起きした方が長くなることは確かだ。

また、日の出あたりの太陽光は気持ちがいい。日中の太陽光のようにストレスにはならない。からだが気持ちいいと感じるのであれば、健康にもいいのだろう(紫外線は早朝の方が弱い)。

※早朝の太陽光を浴びる効果を逃すのは、もったいないと思う。

朝食をゆっくり食べることができる

早起きをすると、朝食をゆっくり食べることができる。

時間がないからと慌てて朝食をかきこむより、ゆっくり味わって食べる方がからだにいいのは当然だ。朝食を抜いてグーグーお腹を鳴らしながら仕事をするのが、はたしてからだにいいのか…

おそらく、否だろう。

※多少空腹の方が集中力は上がるが、お腹がどんどん鳴るようではいきすぎだ。

朝食には体温を上げ、脳やからだの働きをよくする、という優れた役割がある。エンジンの調子が悪いのに、どんどんアクセルをふかしても、無理が生じ、からだのストレスになるだけだ。

さらに、排便の問題もある。朝の時間に余裕がないと、排便もままならない。

朝の便意を逃すと、便秘になりかねない。便秘は高血圧をはじめ、からだによくない(腸内環境はとても大事だ)。やはり、早起き+朝食をゆっくり食べるメリットはあると思う。

※朝型生活にして、朝食をゆっくり食べたい。

ビタミンDを作ることができる

朝型の生活にすると、ビタミンDを作ることができる。

ビタミンDは、太陽光を浴びることで生成されるためだ。

太陽光を浴びることについては、最初の項目で書いたように、朝型の生活の方が有利だ。なので、夜型より朝型の方が、ビタミンDを生成しやすい、ということは言えると思う。

ビタミンDの効果だが、

ビタミンD」は、カルシウムの吸収を助け、くる病や骨粗鬆症の予防に不可欠であることが広く知られているが、近年では、先に述べたうつ病などの精神性疾患、大腸がんや乳がんといったがん予防(細胞の不健康な増進をコントロールし、正常な細胞にする)、結核、インフルエンザ予防・改善(免疫強化)、花粉症などのアレルギー緩和、糖尿病の予防などにも効果が期待できる試験結果が出ており、いまだ効果的な予防法が見当たらない疾病にも有効である可能性が示唆されている
出典:マイナビニュース

※ビタミンD恐るべし…という感じだ。

精神性疾患やがん予防、結核、インフルエンザ予防、アレルギーの緩和、糖尿病などの予防にも効く可能性があるそうだ。現在では効果的な予防法がない疾病にも、有効かもしれないそうだ。

朝型の生活にすれば、ビタミンDの効果を享受できる…ということだ。

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まとめ

今回は、朝型生活のメリットを、健康の観点からまとめてみた。

朝型へのシフトを考えるのであれば、(同様の観点からみた)デメリットも合わせて考えたい。そこで、デメリットについて色々調べてみたが、説得力のあるデメリットを見つけるのは難しい。

夜型タイプの人には、朝型にシフトすること自体がストレスになる…ということぐらいだろうか。わからないでもないが、この主張もわたしはあまり説得力を感じない。

強いられて朝型にシフトする場合には、あてはまるかもしれないが、そうでない場合には、自らの経験からあてはまらないと思う。自律的にシフトするのであれば、ストレスにはならないのだ

※自分は夜型だと思い込んでいるだけ…ということもある。

冒頭で述べた例のように、会社から強いられて…という場合もあるかと思うが、朝型のメリットを理解した上で、それをチャンスと捉えて自ら実践すれば、ストレスとは感じないだろう。

以上の話で、朝型生活のメリットについて、ご理解いただけただろうか。そうであれば、夜型から朝型へのシフトを、考えてみればいいと思う。個人的には、朝型生活をおすすめしたい。

今回の記事:「朝型生活のメリット3つ」