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緊張を和らげる方法を知っておく

緊張で困るのは、自分の実力が出せなくなる、ということだ。

たとえば、緊張のあまり言葉が出なかった、言いたいことが言えなかったとか、内容が支離滅裂になってしまった…ということになると、自己嫌悪に陥ってしまう。本当は実力があっても、それを表現できなければ、ないものとして評価されてしまう。

緊張がボトルネックになると、自分が納得できる成果を上げることはできないのだ。

今回は、緊張を和らげる方法について書いてみたい。

目次

 

あがりの特徴は

あがりは加速する

あがりには、「加速する」という特徴がある。

一度つまずくと、そのつまづき自体があがりの燃料になり、ますますあがることになる。

スピーチやプレゼンなどで、一度の小さな失敗から緊張が増し、連鎖する形の次の失敗を呼び込んでしまう、ということがある。当初は小さな雪の玉が、転がりながら大きくなっていく、というイメージだ。

「やばい!何とかしなければ!」という思いが、悪循環を生み出すのだ。

 

 

 

緊張を和らげる方法とは

緊張は武器になる

緊張すると心拍数が上がるが、実はそのことは武器になる。

自分のパフォーマンスを<ぐん>と引き上げることになるのだ。

鬼滅の刃で、体温が39度を超え、心拍数が200を超えると痣が発現し、身体能力が飛躍的に向上する、という話があるが、全くのフィクションというわけではない。ある程度までの心拍数の増加は、パフォーマンスの向上につながるのだ。

まず、緊張は「悪」ではなく、上手に使えば武器になる、ということを知ろう。

ワクワクしてきたぞ~

ドラゴンボールの悟空が、強敵と対峙したとき何と言うか?

強敵を前にして、緊張し心拍数が上がる状態だが、「ワクワクしてきたぞ~」と言う。

この言葉は魔法の呪文のようなものだ。この言葉を唱えれば、不思議なことに緊張を武器に変えることができるのだ。実際にやってみるとわかるが、緊張から萎縮し、うしろ向きになっていた気持ちが前向きになり、逃避モードから戦闘モードに入ることができる。

「やばいやばいどうしよう(震え)」から「いっちょやったるで!(武者震い)」に変わるのだ。

呼吸をコントロールする

呼吸は、自分でコントロールすることができる。

呼吸には、吸えば心拍数が上がる、吐けば心拍数が下がる、という特徴がある。

呼吸のメカニズムは、以下の動画のとおりだ。

息を吸うときは、緊張してもいい。

胸を開いて肩を上げて息を吸っていい。だが、息を吐くときは肩を下げ、胸を閉じて背中を丸くする。息を吐くときは、脱力する、というイメージになる。こうすれば、リラックスできるのだ。

動画の絵をイメージしながら、呼吸をコントロールしてみよう。

筋肉の緊張を解く

筋肉の緊張も、ある程度自分でコントロールできる。

まず、わざと筋肉の緊張状態を作る。拳を握りしめて腕に力を籠める、腕がピクピクするぐらい力を入れてみる。顔の筋肉も同じだ。顔がピクピクするぐらい、力を入れてみる。その状態をしばらく続ける。

そもそも、このような強い緊張状態を長く続けることは、筋肉が疲れてしまってできない。

その緊張状態のあとには、弛緩、リラックスしかこない。だから、面接などの前にわざと緊張状態を作っておけば、面接に入るとリラックスできる、というわけだ。

※緊張すると手のひらが冷たくなるので、拳を握りしめることはそういう意味でもいいことだ。

イメージトレーニングをする

イメージトレーニングは、緊張を抑えることに役立つ。

スピーチやプレゼン、面接前であれば、自分が複数の人に注目されている、見られている、というイメージを持ち、そのイメージの中で話してみる。より具体的で現実に近いイメージを描けるといい。

そうすると、脳がそのシチュエーション慣れるため、本番でも緊張を抑えることができる。

※疑似体験だが、一度経験しているから大丈夫、不安はない、とできるのだ。

緊張して失敗する

緊張して失敗する経験をどんどん積めばいい。

たしかに、実際にそうなったときは、かなり落ち込むことになる。

恥ずかしくて(失敗を目撃した人と)顔を合わすことができない、穴があったら入りたい状態になる。憐みの目で見られたのだろうな、自分の評価はがた落ちだろうな…と思ってしまう。

しかし、失敗というのは、自分の余白を広げてくれるものだ

あのとき大きな失敗を経験し恥をかいているので、「最悪でもあのときと同じだ」と思うことができるのだ。

こう思えると、(失敗していない人と比べて)大きな余裕を持つことができる。

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まとめ

最後に

今回は、緊張を和らげる方法について書いてみた。

今回の記事で書いたことは、1)緊張は「武器」になると知る、2)ワクワクしてきたぞ~と認知する、3)呼吸をコントロールする、4)筋肉の緊張を解く、5)本番に近いイメージトレーニングをする、6)緊張して失敗する、の6つだ。

冒頭で書いたように、緊張がボトルネックになり、自分の実力を発揮できない、という状態は、本当によくない。このことは、自分自身にとって(自分の足を引っ張る)大きなストレスになる。その状態を改善するために、緊張を和らげる方法を身に付けておきたい。

もし、緊張して失敗したら、最後の「緊張して失敗する」を読み返してほしい。

その失敗には意味があるし、その意味を汲み取り糧にするのはあなただ。

今回の記事:「緊張を和らげる方法を知っておく」